うるしのさじ

うるしのさじ ベンガラ
16,500yen (tax in)

うるしのさじ 赤
16,500yen (tax in)

うるしのさじ うるみ
16,500yen (tax in)

うるしのさじ 黒
16,500yen (tax in)

離乳食用のスプーンです。

生まれて初めて道具に出会う赤ちゃんに、どんなスプーンがいいのかを試行錯誤してできたうるしのさじです。出産お祝いの贈り物にも、日本の伝統工芸とシンプルなデザインは喜んでいただけています。

蒔地(まきじ)という丈夫な漆塗りは石川県の輪島キリモトの工房で作られています。

色は4色。右から黒、うるみ、ベンガラ、赤。

材質は、軽くて丈夫な朴(ほう)の木を使っています。熟練の職人の手で1本づつ小さな鉋を使い削り出して形を作ります。

漆は抗菌作用が確認されている天然の塗料です。漆器の各産地が様々に取り組んだ科学的データに裏付けられています。

「蒔地」塗りは、輪島の特別な珪藻土を焼いて粉末にした粉を使用します。通常の漆塗りよりもざらっとした手触りで、ガラス質の丈夫な塗膜が特徴の塗りの技法をうるしのさじでは採用しました。

置いたときに転がらないよう裏面の先端は平らになっています。

柄の部分はおとなの指先で持ちます。サイドをつまむような鉛筆の持ち方に似た持ち方を可能にする為厚みを持たせています。離乳食を食べさせる体勢は、赤ちゃんが正面だったり横ならびに座ったり、膝の上に同じ方向を向いて座らせる場合もありその時々です。サイドをつまむ持ち方をすると手首の稼動域が広く使えるので赤ちゃんの栄養を口に運ぶことを、このさじが手助けをしてくれます。

赤ちゃんは食べさせてもらった時期から、いつか自分自身の小さな手でスプーンを握って食べますが、その時は柄の中程をつかんで使うことができます。

赤ちゃんのお口に入る部分は丸くやさしい形をしています。

離乳食スプーンとして使う時期は短いので、その後はデザート用やジャムをすくうスプーンとして食卓で長くお使い下さい。

新色「うるみ」はチョコレートのような茶系色です。ベンガラにほんのすこし黒を混ぜて作られる落ち着いた雰囲気の色は男の子、女の子どちらもの贈り物にも適しています。

「うるみ」の色は、かつて輪島では天皇の皇位を象徴する調度品「高御座(たかみくら)」にのみ使われる色だったそうです。2019年の即位の礼に関する儀式で耳にした「高御座」はうるみ色だったのですね。

製作の輪島キリモトは、伝統的な漆器を現代の暮らしの実用に向けたデザインや使い方の提案をしている作り手です。

修理も承れます(有料になります)。がじがじカジって欠けてしまった、弟妹が産まれるので最初の子が使ったうるしのさじを直して使いたい、などをお直しして長くお使いくださる方もいらっしゃいます。ご希望の場合はご相談ください。

attention!

  • お手入れ方法は、柔らかいスポンジと食器用の中性洗剤で洗い渇いた布巾で拭いてください。
  • 電子レンジ、食洗機、食器乾燥機はお使いになれません。木地や漆塗膜が傷む原因になります。
  • うるしのさじ ベンガラ

    サイズ
    15.2×2.5
    素材
    漆(蒔地仕上げ) /木地:朴
    デザイン
    増田多未
    製作
    輪島キリモト

    16,500yen (tax in)

  • うるしのさじ 赤

    サイズ
    15.2×2.5
    素材
    漆(蒔地仕上げ) /木地:朴
    デザイン
    増田多未
    製作
    輪島キリモト

    16,500yen (tax in)

  • うるしのさじ うるみ

    サイズ
    15.2×2.5
    素材
    漆(蒔地仕上げ) /木地:朴
    デザイン
    増田多未
    製作
    輪島キリモト

    16,500yen (tax in)

  • うるしのさじ 黒

    サイズ
    15.2×2.5
    素材
    漆(蒔地仕上げ) /木地:朴
    デザイン
    増田多未
    製作
    輪島キリモト

    16,500yen (tax in)